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- 2019年9月23日(月)
【フェラーリ458イタリア】ピニンファリーナが手がけるフェラーリV8ミッドエンジン
2014年458イタリア入荷いたしました。F430クーペの後継モデルとして発売されたフェラーリのV8ミッドシップお車です。
4.5L V8エンジンを搭載ですので、モデル名は「458」イタリア。直噴ユニットを搭載し、最高出力570馬力というパワー持つお車となっております。
458イタリアのデザインはピニンファリーナが手がけています。ピニンファリーナはフェラーリの車を多く手がけているデザイン会社で、フェラーリ・ディーノ、F40、F50、エンツォなどの数々の名車を手がけています。その他にも様々な乗り物や電子機器のデザインを手がけており、それぞれの分野で革新的なデザインを生み出し続けています。そんなピニンファリーナにとって業界の垣根を超えたデザインをすることは常識なのかもしれません。今回ご紹介している458イタリアのボディには航空業界用に開発された合金を採用。軽量で強い素材となっており、ねじれ剛性はF430比で15%向上しています。
F430クーペよりホイールベースが延長されワイドになっているにも関わらず、スタイリッシュなボディラインを描き、大きく見せすぎない点もピニンファリーナの技術だからこそ。
その他特徴的な部分というと、フロントフェンダーのエアインテークとエンジンルーム冷却用エアインテークではないかと思います。
フロントフェンダーのエアインテークには弾性ウイングレットを装備しており、この弾性ウイングレットは中央側のみが固定されている作りになっています。外側が固定されていないため走行風圧で変形するようになっており、例え低速度で風の入りにくい状況でも弾性ウイングレットの向きによりラジエーター冷却に十分な風が入るように設計されています。
先代モデルでは後方側面に位置したエンジンルーム冷却用エアインテークは後方上部のテールランプより内側に装備しております。ディフューザーの働きも兼ねています。それにより、リアビューはすっきりし、可動式ウィングはないものの十分なダウンフォースが発生するようなデザインとなっています。
足元は20インチ鍛造ホイールを装備し、タイヤはミシュランパイロットスポーツでタイヤサイズはフロントが235/35 ZR20、リアが295/35 ZR20。ブレーキキャリパーにはブレンボ製カーボンセラミックブレーキを装備しております。
F430と比べると新しさを感じるインテリアはエクステリアと同様に上質でスポーティなデザインとなっています。あらゆるスイッチ類をステアリング周辺に配置されており、ドライバーがドライブに集中できるようになっています。素材はシートにも、ステアリングにも本革を採用しており、乗車した際には触り心地の良さ・座り心地の良さをご体感いただけます。また、シートヒーターやエアコン等もついておりますので、暑い夏や寒い冬にも快適なドライブをお楽しみいただけます。
トランスミッションにはデュアルクラッチ式7速2ペダルMTの「F1マチック」を採用し、スムーズなギアチェンジを実現。走行モードを切り替える「マネッティーノ」と組み合わせることで、街乗り・サーキット・高速走行などなど多くのシチュエーションに合わせたスポーティなドライブをお楽しみいただけます。