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2020年2月25日(火)

【ローバーミニ1.3】手がかかる子ほど可愛い!?キャブレター車の魅力。

公開日:2020.02.25(Tue)

1996年ローバーミニ1.3入荷いたしました。
ローバーミニの中でも後期モデルとなるグレード1.3のキャブレター車となっております。同時期にイグニッションモデル(1.3i)も発売されており、この時期からイグニッションモデルのみの発売となっていくため、こちらは最後のキャブレターモデルとなります。

ローバーミニ_1.3

キャブレターというとメンテナンスが大変なイメージがあるかと思います。確かにキャブレターは気温や気圧に左右やすく、「ライオン(エンジンを切っているのに燃料が消費される現象)」「オーバーフロー(バルブの劣化などにより燃料の供給が止まらずキャブレターから溢れ出す現象)」といった独特の現象が発生することもあります。それらの原因がコンピューター制御を搭載したイグニッションモデルでは解決されるため、キャブレターモデルは次第になくなっていきました。

ローバーミニ_1.3

ではキャブレター車の魅力とは何か…?
●キャブレター車の魅力 その1 :構造がシンプル●
コンピューター制御が効いており複雑な構造のイグニッションモデルとは違い、キャブレターは構造がシンプルなため、故障している箇所や原因を判断しやすいという特徴があります。そのため、扱い方やメンテナンスの仕方さえ覚えてしまえば、自分で修理しながら大切に乗ることができます。機械やコンピューター部分が壊れて修理に出さなければならなかったり、故障して手放さなければならないということが少なく、長く付き合っていくことができます。

ローバーミニ_1.3

●キャブレター車の魅力 その2:チューニングできる●
コンピューターにより制御されているとチューニングできる箇所は限定されますが、キャブレター車の場合は気候や気圧に合わせた調節から走行性能や音まで好みのチューニングが可能です。またキャブレターのメーカーや各種部品によっても運転する感覚や音が変化するのもキャブレター車ならではです。現在こちらのお車にはMangoletsi製のキャブレターが装備されており、キャブレターは新品交換済みとなっています。SAMCOSPORTのホースも新品交換済みです。

ローバーミニ_1.3

●キャブレター車の魅力 その3:愛着が湧く●
「手がかかる子ほど愛しい」「わがままな女性ぐらいが可愛い」…ではありませんが(笑)やはり手がかかる分、愛着が湧きます。メンテナンスや修理を行ううちに見えてくる特性やちょっとした手間が愛おしく思えてきます。こちらのお車も24年前のお車でありながらも、メンテナンスが行き届き、大切にされていたことが感じられます。

ローバーミニ_1.3

キャブレターの魅力を知ってキャブレター車に乗りたいと思っても生産が終了しているお車のため数が少ないのも事実です。また少なくとも20年以上前のお車となってきますので、こちらの24年前というのは比較的新しく、ローバーミニがキャブレター車を販売した最後のモデルということもあり、キャブレター車としては大変条件の良いお車ではないかと思います。

ローバーミニ_1.3

ボディはエンジ色に塗装され、シートはタータンチェックシートに張替えられているなど、前オーナー様のセンスも光るおしゃれなローバーミニとなっております。内装やデザインについてはまたご紹介いたします。お楽しみに♪

ローバーミニ_1.3

ローバーミニ1.3の詳細情報はこちらから

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