スカイラインバンの程度紹介

今回は非常に問い合わせが多い部類のお車を紹介させてください。
スカイラインバン DX 4代目　C110型 GL1800になりまして、1973年製であるので、ちょうど半世紀経ったお車になります。
ネオクラシックカーと呼ぶのに相応しいと思っています。

そうです。　　このお車です。

スカイラインのバンタイプになりまして、外観はオリジナル状態を保っています。
ホイールはアルミ製ではなく、ホイールキャップが残っていたのは奇跡かと思います。

■エンジンルーム

エンジンルーム下も年式の割にパリッとしています。

ブレーキシリンダー周りはオイルにじみチェックが必要

当時のラベル類もそのまま

●エンジンなど機関系チェック
数か月エンジン始動されていない状態で、倉庫保管されていました。
さすがにバッテリーが上がっていまして、充電後に始動確認を実施
・セル一発でエンジン掛かる
・アイドリングは安定してる
・メカニカルノイズも割と少なめ
・暖気後のアクセルのピックアップ(吹け上がり)も4気筒らしいパワフルな感じ
・エンジンマウントも良さげでエンジンの振れが少ない
・クラッチペダル踏み込み時の重さが軽く、ガラガラジャラジャラの異音も無し
(レリューズベアリングなども状態良さそう)
・冷却水の漏れ無し
・エンジンオイルはオイルパンに少し垂れているが床に滴る程では無い軽微なにじみ
・ガソリンなど燃料の匂いも無し
・マフラーなど排気漏れも無さそう

■室内

●室内チェック結果
・ウィンカーやライト周りも動作正常
・ラジオもなんと正常に選局、出音可能
・シートのヘタリやクッションスポンジの劣化少なめ
良くも悪くも昭和のフカフカシート
・リアゲートも開の位置でしっかりキープされてる
・ドアの開閉がしっかりピッチリ出来てる
・純正車載工具が有る
・エアコンの効きが若干弱いので、ガス確認必要

battery上がり原因かも　ETCの電源がbattery12Vから直接接続してありました。
アクセサリー12Vに接続変更を今後行います。

50年の歴史を感じる金属腐食は随所あります。

以上のような状態です。
一部チェック状況を動画撮影しましたので、うまく編集できればさらにアップを考えようと思います。

半世紀を得てまだこの状態が残っている貴重な個体であります。
もちろん50年も経てば、金属部の腐食やゴム系のひび割れなど散見されてくるとと思いますが、当然な状態のそれらを配慮して、自分好みにメンテナンスを行って行くことがネオクラシックを味わうメリットかと思います。
希少価値が非常に高い分、お値段もそれなりな状態ではありますが、ぜひかわいがってくださる方を募集したいと思います。
HPのお車詳細と併せてご確認ください。
尚、現車は弊社屋根付き倉庫に保管されているので、いつでも確認が可能です。
ぜひお声がけください。
ご検討を宜しくお願いします。