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- 2020年9月21日(月)
由緒ある名を受け継ぐランボルギーニ ガヤルド スーパーレジェーラ
ランボルギーニガヤルド スーパーレジェーラ入荷いたしました!
「ランボルギーニ・ガヤルド」は、2003年にフラッグシップモデル以外では久々に発表されたいわゆる「ベビー・ランボルギーニ」の一車種です。ムルシエラゴと同じく、ベルギーのデザイナー、ルク・ドンカーヴォルケ氏主導でデザインされたスタイリングは闘牛を思わせる猛々しいもので、「ガヤルド」という名も18世紀に実在したスペインの闘牛飼育家に由来しています。こちらのお車は2007年に登場したランボルギーニ・ガヤルドのスペシャルモデル、「スーパーレジェーラ」を数回に分けてご紹介いたします。
今回は以下の3つ。
由緒ある名を受け継ぐ
「スーパーレジェーラ」という名前は、イタリア語で「超軽量」を表します。20世紀前半に活動していたイタリアのカロッツェリア・トゥーリングには、かつて「スーパーレジェーラ」という超軽量ボディ構造がありましたが、ランボルギーニ・ガヤルドのこちらのモデルは、まさにその名を受け継いでいます。1950~60年代にはアストンマーチンDB4~6にもこのボディ構造が採用されていましたし、ランボルギーニの第1世代である350GTもスーパーレジェーラのボディを身に着けていました。そんな由緒ある名がこちらのモデルにも冠されております。
徹底したボディの軽量化
実際、ランボルギーニ ガヤルド スーパーレジェーラは、スタンダードモデルより約100kgもの軽量化に成功しています。その秘密はカーボンファイバー製の車体パーツを多く採用していることで、エクステリアでは、おもにドア、ドアミラー、サイドシル、それにエンジンフードやリアディフューザーなどがカーボンファイバー素材に置き換えられました。
インテリアではドアトリムやセンタートンネルがこの素材に置き換えられるとともに、より軽量化を図ってシートやインパネにはアルカンターラが採用されました。さらに、ガラスの一部にポリカーボネイトを用いるなど細部にまで軽量化へのこだわりが見られます。そもそもガヤルド自体もエンジンを考えると1,430kgとかなり軽い車重なのですが、スーパーレジェーラはさらに徹底したこだわりによって、スタンダードモデルよりも100kgもの軽量化を実現しています。
標準モデルよりエンジンはパワーアップ
ボディの軽量化と同時に、エンジンはスタンダードモデルよりパワーアップしています。吸排気系を見直したことで5.0L10Vエンジンは10psものパワーアップに成功し、最高出力は530ps/8000rpm、パワーウェイトレシオが2.5kg/psとなりました。最高速度は315km/h、0-100km/hの加速はわずか3.8秒です。スタンダードモデルより生産台数は抑えられており、限られた人のためのハイパフォーマンスモデルとなっております。
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次回のブログもお楽しみに♪