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- 2023年4月15日(土)
入庫された車の作業紹介
今回はMINI CLUBMAN COPER Dの入庫後の作業を紹介します。
実は色々問題があり、部品を再発注するなど、本当に時間がかかってしまいました。
このお車になります
バーガンディというボディカラーで、この型のCLUBMANにモデルチェンジされた時のカタログカラーであったと記憶しており、ルーフトップの2トーンカラーが非常にうまい色採用であると思います。
実はこの色はすでに廃番色になっており、中古車しか購入できないんです。
ドアミラーカバーとルーフトップが同じ色って、本当にオシャレかと思います。
まずは、TVとリアカメラを付けるためにインターフェースを割り込み接続をさせるためにモニター部から分解スタート
インターフェースを宙ぶらりん状態ですが、動作確認を行っています。
ここで不具合が発覚し、なんとインターフェース不良であることが分析でわかりました。
で、ここから代替品を探し出すまでに数週間かかりました。
ただでさえ狭いグローブBOX裏にインターフェースユニットとTVチューナーユニットをパズルのように取り付けます。
クッション材を各ユニットの下にぬかりなく入れ込み、多くのハーネス類を巧みに処理して固定します。
この時に、内部は金属のシャープエッジも各所にあるので、ハーネスの傷付きによるショート防止対策や、確実な余長を確保するなどぬかりなく取り付けます。
無事TVが閲覧できるようになりました。
次にリアカメラ取付です。
これもまた大変で、バンパーを何とか外さない作業でカメラハーネスに2重となる保護パイプを取り付け、かつマフラーによる熱影響がない場所を探しての配線を行っています。 うーん、腕が入らない~
実はインターフェースでガイドライン表示が出来ます。
ハンドルと切るとガイドラインもカーブしてくれますよ。
カメラもほぼ180度見えるようにかつナンバーもわずかに見える状態で位置固定しました。
もちろん、リバースに入れたら自動で表示されます。
このインターフェースはとても操作性が良く、ステアリングスイッチや◀▶スイッチなどでチャンネルを変えたり、ボリュームも可変できます。 もちろんTVチューナーのリモコンも使えます。
次に、リアパネルドアのゴムラバーの修理です。 納車時になんとゴムがありませんでした。
適切な形状のラバーゴムを探しての取り付けをしました。 きれいに収まったかと。
適切形状を探し出すのにこれも数週間かけました。
実はまだまだ、改善に向けた作業を行いましたが、記事内容が多くなってしまったので、この辺にしておきます。
お客様の手に届くまで、必要と思われる内容を事前に準備して対応することを今回実行した次第です。
ミニにお乗りで、TVチューナーなど付けたい方などお気軽にご相談ください。
この後、ボディの磨きなどを実行させ、完成に向けて頑張っていきます。
こんな作業も行っていますよという、珍しい紹介です。
今後とも宜しくお願いします。