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- 2019年10月5日(土)
【レクサスLS500h Fスポーツ】格式高い高級車でありながらもスポーティな走りを兼ね備えた一台
2018年レクサスLS500h Fスポーツ入荷致しました。
レクサスLSの誕生の話をするにあたって遡ること約40年前…
1980年代の北米の高級車市場では重厚で、大きくて、威厳があって、といった迫力ある車が人気でした。しかし、故障も多く、騒音もうるさく、燃費も悪いといった理由で不満も多く上がっていました。そこに目をつけたのがトヨタです。
北米の高級車市場に参入する余地がある!と判断したのです。
と同時期に、当時のトヨタ自動車会長 豊田英二氏が「想像を超えた高級車をつくりたい」と発言。そういった流れもありトヨタは持てる技術を総結集して開発を開始しました。
そうして1989年、初代レクサスLSとして主に北米マーケットで販売されました。販売されてすぐ北米のみならず欧米など多くの高級車市場が驚いたのは、その静かさです。圧倒的な静粛性を誇っている上に乗り心地まで良いため、当時LSに採用されていたエアサスペンションは他メーカーの高級車に採用され、ちょっとしたムーブメントを起こしました。「レクサス・ショック」という言葉も生み出されたそうです。
北米でレクサスLSを売り出している一方その頃、日本ではトヨタのフラッグシップモデルといえばセルシオでした。その為、レクサスLSは初代から3代目まで日本では「セルシオ」の名称で販売されていました。その為日本でレクサスLSの初代モデルとして2006年に発売されたモデルは実質レクサスLSの4代目ということになります。世界初となる8速ATや歩行者検知機能、自動ブレーキを装備した新技術が多く詰め込まれた一台でした。
こちらのレクサスLS500hは国内では2代目、北米と合わせると5代目のモデルとして2017年10月に発売されました。レクサスブランドの理念である「高級の本質」を追求し、エクステリア、インテリア共に職人技が詰め込まれています。
特にインテリアではダッシュボードは琴や茶道具からインスピレーションを受けた横ラインが美しいデザインを取り入れ、室内照明には行燈をイメージした優しく温かい光を取り入れるなど日本の繊細な感覚を意識しており、格式高い上品なインテリアとなっております。
エクステリアではCADモデリングを使い緻密に計算されたフロントグリルが印象的です。ただのメッシュではない為、どこか立体的で、近くで見ると繊細に編み込んだようにも見えます。機能面では新世代GA−Lプラットフォームを採用し優れた運動性能を得たことで、高い剛性と深い乗り味を実現しています。
さらに走行性能にもこだわったLS500hには4輪の切れ角を最適に制御するLDHが備わっています。LDHなしの場合は車速が増すと車両はだんだんと内側を向きますが、LDHありの場合には車両の向きを進行方向に近づけて車両旋回時にも思い通りの応答性を実現してくれます。ドライブが楽しくなるだけでなく、安全性も高まっています。
そんなLS500hの中でもスポーティな性能とデザインを強調した「Fスポーツ」はFスポーツ専用パーツも多数装備しております。Fスポーツ専用の本革とウルトラスエードスポーツシート、ディンプル本革ステアリングから始まり、アナログロック、本アルミオーナメントパネル、アルミ製スポーツペダル、TFT液晶メーターなどなど多数装備!
さらにオプションによりフロントスポイラー、サイドスカート、リアディフューザー、マフラーカッターはTRDのパーツを装備しております。上品で格式高い高級車でありながらも、スポーティな走りを兼ね備えた一台となっております。
ワンオーナー 、禁煙車で大変状態も良い「レクサスLS500hFスポーツ」は近日販売予定です。お楽しみに♪