- ブログ
- 2019年6月10日(月)
【ランボルギーニ ウラカン LP610-4スパイダー】V10自然吸気サウンドを浴びながら走れるオープンスポーツカー
2016年ウラカン LP610-4スパイダー入荷しました!
雨が上がり初夏の蒸し暑さを感じていた時、ブオオオオオンと痛快なエンジン音を響かせてWMにブラックの闘牛がやってきました…!「ウラカン」という車名はスペイン・アリカンテで活躍した攻撃的で無敵な闘牛ウラカンに由来しています。その名の通り、1.4万台のビッグセールスを記録したガヤルドの後継者でありながらも守りの姿勢には入らず、デザインにおいても性能においても攻めの姿勢を貫いたお車となっております。ウラカンLP610−4のLPは「LongitudinalePosreriore(後方縦置き)」、610は最高出力610ps、4は「四輪駆動」を表し、後方縦置き自然吸気エンジンからは610馬力を発揮いたします。
さて、こちらのお車はウラカンLP610−4が発表された2年後の2016年に販売されたウラカンLP610-4のオープンモデル「ウラカンLP610-4スパイダー」になります。待ちに待ったウラカンのオープンモデルに心踊った人も多いのではないでしょうか。
デザインはアヴェンタドールのデザインも手がけたフィリッポ・ペリー二氏がクーペモデルから引き続き手がけています。アヴェンタのデザインを踏襲しつつコンパクトにまとめられており、フロントトップからリアエンドまで一本の線で繋いだシングルラインはオープンモデルでも変わらず特徴的なデザインとなっています。滑らかなシルエットとランボルギーニらしい伝統的なウェッジシェイプなデザインを調和させた攻めのデザインとなっています。ボディカラーはブラック。見る向きによって色味が変わり、深いネイビーのようにも見える美しいブラックとなっております。
ヘッドランプはフルLEDイルミネーション装備しており、またその他すべてのライティング機能にもLEDライトを採用しています。ヘッドライトY字に点灯するようにデザインされたデイタイム・ランニングライトは個性的で注目度抜群です。フロントエアインテークはヘキサゴン(六角形)をモチーフにしたダイナミックなデザインとなっています。ライバルのフェラーリF458が曲線的なフォルム対し、ランボルギーニ・ウラカンは直線的でアバンギャルドなフォルムとなっています。
クーペモデルと大きく違うのはルーフのデザインと性能です。こちらはガヤルドと同じソフトトップとなっており、カラーはブラック・ブラウン・レッドの三色から選ぶことができます。こちらのお車はレッドをセレクト。ブラックのボディによく映え、かっこいい組み合わせです。そして、何よりランボルギーニがこだわり、研究を積み重ねたのはソフトトップの素材の組み合わせです。外側がアクリル繊維のPAN(ポリアクリロニトリル)、中間層がクロロプレンゴム、内層がポリエステルとなっているのですが、この三層構造により、空気抵抗・遮音性・遮熱性・軽量化が実現しています。特にスポーティな走りを求めるウラカンにとっては軽く、空気抵抗が少ない素材の組み合わせには力を入れたのではないかと思います。
エンジンはクーペと同じ5.2リッターV型10気筒自然吸気エンジン、変速機は7速DCT、そして電子制御4WDシステムを搭載しています。安定した走り、ハンドリングの手応え、ドライブモードANIMAにより走行モードを変えた時のスポーティな力強い走りなどクーペスタイルと変わらない走りを魅せてくれます。オープンモデルになると気になるねじり剛性ですが、後継車ガヤルドと比べると40%アップし、クーペモデルと変わらず安定感があります。
クーペモデルと同じスポーティな走りを魅せながらも、そのV10自然吸気エンジンのサウンドを楽しめるという点はスパイダーの特徴的な部分と言えるでしょう。オープンにしてANIMAのスイッチをスポルト(スポーツモード)に切り替えると、たちまちエキゾーストノートが周りに響き渡り、同時にコックピット内にも響き渡るのです。V10自然吸気エンジンのサウンドを体に浴びながらのドライブはクーペでは味わえない最高のひと時を演出してくれます。
昼間の青空の下を爽快に駆け抜けるのもいいですが、深夜の星空やイルミネーションの光の中を駆け抜けるのも似合いそうなブラックのウラカンLP610−4スパイダー。近日販売開始予定です。お楽しみに♪