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2019年6月25日(火)

【ポルシェ GT3 クラブスポーツ】サーキットでの過酷な走行にも耐えるボディと機能を装備した911GT3

2007年モデル、ポルシェ GT3 クラブスポーツ入荷しました。

ポルシェ_gt3_クラブスポーツ

サーキットでその力を存分に発揮することができるGT3はカレラ4がベースとなっています。カレラ4の強靭なボディと大型燃料タンクを搭載できるという利点を活かしつつ、リアスポイラーなどの空力パーツを加え、GT3独自のデザインとなっています。

ポルシェ_gt3_クラブスポーツ

ボディカラーは輝くような白色「キャララホワイト」、フロントビューはポルシェらしい愛らしい丸目のフロントビューとなっております。

ポルシェ_gt3_クラブスポーツ

そんな愛らしさとは裏腹に、速く走るために考えられたデザインとなっており、フロントのエアダクトは冷却機能はもちろんですが、フロントアクスルにかかる負担を抑える機能も備えています。冷却については、吸排気効率を高めるためにデザインを一新しており、バンパー中央から入った空気はボンネット前のフロントダクトから排出し、バンパーの両サイドにあるダクトはラジエターとブレーキ冷却を担っています。フロントアクスルへの負担軽減については、下から上へ空気の流れを作るデザインにすることで空気圧がかかることを避けていると同時に、全速走行にてダウンフォースを発生させやすくすることも考えられています。

ポルシェ_gt3_クラブスポーツ

フロントでも空力デザインを考えられているGT3ですが、やはり目立つのはリアスポイラーですね。大型のリアスポイラーは先代よりもダウンフォースを発生させやすくなっており、サーキットでも走れるように傾きを3〜6度調節可能なのだそうです。ポルシェは「デザインは機能に追従する」という言葉を掲げているのも納得の空力を考えたからこその美しいデザインとなっています。

ポルシェ_gt3_クラブスポーツ

インテリアもサーキット走行に備えているGT3は、軽量化の為にもリアシートはなく2人乗りとなっています。シートは背面カーボン素材のファブリック バケットシートとなっています。座り心地はスポーツカーならではの硬めの座り心地となっており、ステアリングやブレーキも硬めとなっております。

ポルシェ_gt3_クラブスポーツ

ステアリング手前には911伝統の5連メーターが並んでおり、タコメーターを中心に水温・油温計、ガソリンメーター、スピードメーターが並んでいます。スピードメーター内のモニターにはタイヤの空気圧チェッカーがついており、サーキット走行中にタイヤの加熱により変化する空気圧を見ることができます。

ポルシェ_gt3_クラブスポーツ

リアシート部分にはリアロールケージを装備しており、ボディ剛性を高めています。剛性は先代と比べると8%、曲げ剛性は40%改善しています。

ポルシェ_gt3_クラブスポーツ

ポルシェ_gt3_クラブスポーツ

サーキットを走れるスポーツカーですのでドリンクホルダーなどはないと思いきや、格納式ドリンクホルダーを備えております。

ポルシェ_gt3_クラブスポーツ

エンジンはポルシェ911伝統、RRの水平対向6気筒エンジンを搭載しております。ミッションは6速MTとなっており、LSDとトラクションコントロールの組み合わせによりカーブやブレーキ性能も高まっています。乗ればすぐにその性能の良さと性能を活かすボディデザインの力をご体感していただける一台となっているのではないかと思います。

ポルシェ_gt3_クラブスポーツ

ポルシェ_gt3_クラブスポーツ

サーキット、そして街乗りでも力を発揮するポルシェ911GT3 クラブスポーツ、近日販売開始予定です。お楽しみに♪

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